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アメリカの治安ランキングを紹介!危険な州・都市や身を守る方法も解説

公開日:2026年2月19日

更新日:2026年2月19日

自由の女神のイメージ 目次

  1. アメリカの治安の傾向
  2. 世界の治安ランキングにおけるアメリカの順位
  3. アメリカの地域別の治安ランキング
  4. アメリカで治安が悪い州・地区
  5. アメリカで治安が良い州・地区
  6. アメリカにおけるヘイトクライム
  7. アメリカの治安の最新情報を確認する手段
  8. アメリカでの治安・トラブルへの対処方法
  9. まとめ

このページのまとめ

  • アメリカの治安は悪く、日本と比べて犯罪率が高いため注意が必要
  • 治安の参考値となるGPIのアメリカのランキングは、163ヶ国中128位で下位
  • アメリカで治安が悪い州・地区は、ワシントンD.C.やニューメキシコ州、コロラド州など
  • アメリカで治安が良い州・地区は、プエルトリコやニューハンプシャー州、アイダホ州など
  • アメリカの治安は場所や時間帯によって危険度が増すため、警戒を怠らないようにする

「アメリカの治安は悪い?」「危険な州・都市はどこ?」と不安を感じている方も多いのではないでしょうか。 アメリカは比較的治安が悪く、場所・時間帯によっては犯罪の被害に遭うリスクが高くなるため注意が必要です。

本記事では、アメリカの世界平和度指数ランキングの順位や、アメリカで治安が悪い州・地区および治安が良い地域を紹介します。また、アメリカの最新の治安情報を確認する方法やトラブルへの対処方法も解説します。

アメリカの治安の傾向

アメリカの街の風景のイメージ

アメリカの治安は、比較的悪いといえます。日本は世界でも平和な国であるため、日本と比べるとアメリカは犯罪発生率が高く、安全性が低いです。

ただし、アメリカの治安の良し悪しは地域によって差があります。アメリカのなかでも治安が良い場所を選んで移住すれば、比較的安全に生活することができるでしょう。また、治安が悪い地域を把握して注意力を高めることも、アメリカで安全に生きていくうえで重要です。

世界の治安ランキングにおけるアメリカの順位

アメリカ大陸に画鋲が刺さっている世界地図のイメージ

アメリカの治安を客観的に判断する指標として、GPIが挙げられます。 オーストラリアに本部を置く国際的なシンクタンクであるIEP(経済平和研究所)が発表した「Global Peace Index 2025」には、世界各国のGPI(世界平和度指数)が示されています。

同資料によると、アメリカのGPIの総合スコアは2.443で、ランキングの順位は163ヶ国の中で128位です。このとき日本は総合スコアが1.440でランキングの順位は12位であり、アメリカの治安は比較的悪いといえます。 また、アメリカのGPIの部門別の順位は下記のとおりです。

部門スコアランキングの順位
社会の治安2.369111位
国内・国際紛争2.02595位
軍事化3.145162位

軍事化の領域については、アメリカはワースト2位です。アメリカの軍事費の総額は世界で最も多い金額となっています。

 

参照元:IEP(The Institute for Economics & Peace、経済平和研究所)-Global Peace Index 2025

アメリカの地域別の治安ランキング

海外のパトカーが走っているイメージ

Google Data Commonsは、FBI(アメリカ連邦捜査局)のデータをもとに1人あたりで算出した時の犯罪件数ランキングを公表しています。

以下は犯罪件数に関するアメリカの地域別ランキングです。 高順位のアメリカの州・地区ほど1人あたりの犯罪件数が多く、治安が悪いといえます。

ランキングの順位州・地区
1位コロンビア特別区(ワシントンD.C.)
2位ニューメキシコ州
3位コロラド州
4位ワシントン州
5位ルイジアナ州
6位テネシー州
7位ネバダ州
8位オレゴン州
9位アーカンソー州
10位サウスカロライナ州
11位カリフォルニア州
12位テキサス州
13位オクラホマ州
14位アラスカ州
15位ミズーリ州
16位ノースカロライナ州
17位カンザス州
18位メリーランド州
19位モンタナ州
20位デラウェア州
21位アリゾナ州
22位ジョージア州
23位ネブラスカ州
24位ノースダコタ州
25位アラバマ州
26位ニューヨーク州
27位サウスダコタ州
28位バーモント州
29位ミシガン州
30位イリノイ州
31位オハイオ州
32位ミネソタ州
33位ユタ州
34位バージニア州
35位インディアナ州
36位フロリダ州
37位ペンシルベニア州
38位ハワイ州
39位ケンタッキー州
40位ミシシッピ州
41位ニュージャージー州
42位アイオワ州
43位コネチカット州
44位ワイオミング州
45位ウィスコンシン州
46位ウェストバージニア州
47位マサチューセッツ州
48位ロードアイランド州
49位メイン州
50位アイダホ州
51位ニューハンプシャー州
52位プエルトリコ

アメリカに住む場合は、できるかぎり治安が良い州・地区への移住を検討することがおすすめです。 ランキングの順位が高く、治安が悪い地域に住まなければならない場合は、細心の注意を払って生活する必要があります。

 

参照元:Google Data Commons-犯罪件数(すべての犯罪) 別のランキング アメリカ合衆国内の州 地域ランキング(2026年2月17日閲覧)

アメリカで治安が悪い州・地区

手錠を持っている警察官のイメージ

ここでは、Google Data Commons が公表しているアメリカの犯罪件数ランキングをもとに、アメリカで治安が悪い州・地区の上位10位の、2023年度の犯罪件数を紹介します。 なおランキングの順位は、1人あたりの犯罪件数が多い順となっています。

ランキングの順位州・地区総犯罪件数窃盗犯罪の件数暴力犯罪の件数
1位コロンビア特別区(ワシントンD.C.)3.71万件2.92万件0.79万件
2位ニューメキシコ州7.69万件6.11万件1.58万件
3位コロラド州19.7万件16.9万件2.79万件
4位ワシントン州25.3万件22.6万件2.79万件
5位ルイジアナ州14.5万件12万件2.51万件
6位テネシー州21.3万件16.8万件4.48万件
7位ネバダ州9.37万件8.04万件1.33万件
8位オレゴン州12.3万件11万件1.38万件
9位アーカンソー州8.74万件6.84万件1.9万件
10位サウスカロライナ州14.3万件11.8万件2.53万件

アメリカで治安が悪い州・地区の上位は、コロンビア特別区(ワシントンD.C.)・ニューメキシコ州・コロラド州・ワシントン州・ルイジアナ州・テネシー州・ネバダ州・オレゴン州・アーカンソー州・サウスカロライナ州です。

経済的格差の広がりや貧困率の高さは、アメリカにおいて治安の悪化を促進させる大きな要因です。また、薬物問題の蔓延や人種差別の拡大、銃の所持率の高さなども、アメリカの治安の悪化に影響します。

ただし、治安が悪いアメリカの州・地区においてもすべての地域の犯罪率が高いわけではありません。身の安全を守るために、治安が悪い危険な都市や通りについて把握しておきましょう。

 

参照元: Google Data Commons-コロンビア特別区 Google Data Commons-ニューメキシコ州 Google Data Commons-コロラド州 Google Data Commons-ワシントン州 Google Data Commons-ルイジアナ州 Google Data Commons-テネシー州 Google Data Commons-ネバダ州 Google Data Commons-オレゴン州 Google Data Commons-アーカンソー州 Google Data Commons-サウスカロライナ州 (2026年2月17日閲覧)

アメリカで治安が良い州・地区

プエルトリコのイメージ

ここでは、Google Data Commons がによるアメリカの犯罪件数ランキングをもとに、アメリカで治安が良い州・地区の上位10位の、2023年度の犯罪件数を紹介します。 なおランキングの順位は、1人あたりの犯罪件数が少ない順です。

ランキングの順位州・地区総犯罪件数窃盗犯罪の件数暴力犯罪の件数
1位プエルトリコ1.96万件1.38万件0.58万件
2位ニューハンプシャー州1.4万件1.25万件0.15万件
3位アイダホ州2.05万件1.59万件0.46万件
4位メイン州1.71万件1.56万件0.15万件
5位ロードアイランド州1.41万件1.23万件0.18万件
6位マサチューセッツ州9.91万件7.71万件2.2万件
7位ウェストバージニア州2.59万件2.12万件0.47万件
8位ウィスコンシン州8.9万件7.19万件1.71万件
9位ワイオミング州0.97万件0.86万件0.11万件
10位コネチカット州6.18万件5.64万件0.54万件

アメリカで治安が良い州・地区の上位は、プエルトリコ・ニューハンプシャー州・アイダホ州・メイン州・ロードアイランド州・マサチューセッツ州・ウェストバージニア州・ウィスコンシン州・ワイオミング州・コネチカット州です。

アメリカで治安が良い州・地区は経済的に安定しており、貧困率が低い傾向があります。また、教育水準が高いことも特徴の一つです。 そのほか、公共サービスやインフラが整備されており、治安の向上につながっています。

ただし、治安が良いアメリカの州・地区のなかにも危険な場所は存在します。また、治安が比較的良い場所でも、時間帯によって危険度が高まるケースもあります。治安が良い地域でも油断せずに生活しましょう。

 

参照元: Google Data Commons-プエルトリコ Google Data Commons-ニューハンプシャー州 Google Data Commons-アイダホ州 Google Data Commons-メイン州 Google Data Commons-ロードアイランド州 Google Data Commons-マサチューセッツ州 Google Data Commons-ウェストバージニア州 Google Data Commons-ウィスコンシン州 Google Data Commons-ワイオミング州 Google Data Commons-コネチカット州 (2026年2月17日閲覧)

アメリカにおけるヘイトクライム

FBI施設のイメージ

ヘイトクライム(憎悪犯罪)とは、人種や民族、宗教、性的指向、障害などの特定の属性を持つ個人および集団に対する偏見・差別による憎悪が動機となって行われる犯罪のことです。ヘイトクライムは、治安の悪化や社会の分断を引き起こす要因となりうる犯罪です。

アメリカの司法局に属するFBI(アメリカ連邦捜査局)が記録するCrime Data Explorerの「Hate Crime in the United States Incident Analysis」では、偏見・差別を動機として起こった犯罪に関するデータが確認できます。 ここでは、アメリカで起こったヘイトクライムの件数や動機となったバイアスの種類について解説します。

アメリカのヘイトクライムの件数

FBIが公表しているデータによると、2021年1月から2026年1月までにアメリカで起こったヘイトクライムの件数は6万7,322件です。

ヘイトクライムで最も多い犯罪の内容は憎悪対象に向けた脅迫行為で、2万件を超える件数が報告されています。そのほか、軽微な暴行や加重暴行、窃盗・強盗なども多数発生しています。 ヘイトクライムが行われる場所は住宅や自宅、道路、路地などが多いです。また、学校や駐車場もヘイトクライムの現場となることがあります。

アメリカのヘイトクライムにおけるバイアスの種類

アメリカのヘイトクライムの動機となる偏見・差別の種類はさまざまです。 アメリカのヘイトクライムの動機となったバイアスのなかで多かった上位10種は、下記のとおりです。

ヘイトクライム要因のバイアスの種類割合
黒人やアフリカ系アメリカ人に対する嫌悪27.7%
反ユダヤ主義12.9%
反同性愛(男性)9.0%
反白人8.2%
反ヒスパニックまたはラテン系7.1%
反レズビアン、反ゲイ、反バイセクシュアル、反トランスジェンダー(混合グループ)6.0%
反アジア人4.2%
他者の人種・民族・祖先に対する反対3.6%
反トランスジェンダー3.0%
反多重人種グループ1.9%

アメリカで日本人がヘイトクライムの被害に遭う可能性もゼロではありません。生活する地域の治安状況や発生件数などをチェックし、警戒を怠らないようにしましょう。

 

参照元:FBI(Federal Bureau of Investigation、アメリカ連邦捜査局)-Crime Data Explorer「Hate Crime in the United States Incident Analysis」

アメリカの治安の最新情報を確認する手段

スマートフォンに映っている警察の紋章のイメージ

アメリカの治安の最新情報は、主に以下の3つの手段で確認することが可能です。

  • 外務省の海外安全ホームページ
  • 在アメリカ合衆国日本国大使館の生活・安全情報
  • FBIのCrime Data Explorer

ここでは、アメリカの治安に関する情報を確認する方法について詳しく解説します。

外務省の海外安全ホームページ

アメリカの治安情報を確認する方法の一つは、外務省が公開している「海外安全ホームページ」です。外務省の海外安全ホームページでは世界各国の情報を確認することが可能で、アメリカの最新情報も取得できます。

外務省の海外安全ホームページの「アメリカ合衆国(米国)危険・スポット・広域情報」のページでは、アメリカの地域ごとの危険レベルを確認できます。危険レベルはレベル1からレベル4までで表示され、レベル3・レベル4では渡航中止および退避が勧告されます。 外務省の海外安全ホームページの「アメリカ合衆国(米国)安全対策基礎データ」のページでは、アメリカのおける犯罪発生状況や防犯対策に関する情報が見られます。また、銃乱射事件(アクティブ・シューター)やヘイトクライム、テロなどの詳細情報や対策法についても知ることが可能です。 外務省の海外安全ホームページの「アメリカ合衆国(米国)テロ・誘拐情勢」のページでは、世界およびアメリカにおけるテロ・誘拐の情勢をチェックできます。最新情報を確認し、テロ・誘拐に巻き込まれる危険性を下げるように努めましょう。

 

参照元:外務省-外務省 海外安全ホームページ「アメリカ合衆国(米国)危険・スポット・広域情報」 参照元:外務省-外務省-外務省 海外安全ホームページ「アメリカ合衆国(米国)安全対策基礎データ」 参照元:外務省-外務省 海外安全ホームページ「アメリカ合衆国(米国)テロ・誘拐情勢」

在アメリカ合衆国日本国大使館の生活・安全情報

アメリカの治安の状況を知る手段には、在アメリカ合衆国日本国大使館のサイトがあります。

在アメリカ合衆国日本国大使館の「生活・安全情報」のページには、アメリカで安全に暮らしていくために必要となるさまざまな情報が掲載されています。アメリカでトラブルに巻き込まれた際の緊急連絡先を確認できるほか、防犯対策に役立つ資料をダウンロードすることが可能です。

 

参照元:在アメリカ合衆国日本国大使館-在アメリカ合衆国日本国大使館「生活・安全情報」

FBIのCrime Data Explorer

アメリカの治安の最新情報をチェックする手段の一つは、FBI(アメリカ連邦捜査局)による「CDE(Crime Data Explorer)」というサイトです。

FBIが運営する「CDE」では、アメリカで起こった暴力犯罪や財産犯罪などのすべての犯罪のデータを閲覧できます。ヘイトクライムデータや逮捕データの内訳などの詳細データも確認可能です。 また、州・地区や犯罪の種類などで絞り込んで犯罪データをチェックできるページもあります。

 

参照元:FBI-CDE(Crime Data Explorer)

アメリカでの治安・トラブルへの対処方法

スリ注意の標識のイメージ

アメリカは治安が比較的悪く、防犯対策を講じたりトラブルに対処したりする必要性が高いです。 ここでは、アメリカの不安定な治安や犯罪トラブルへの対処方法を紹介します。アメリカで自分の身や財産を守るために参考にしてください。

保険に加入する

治安が悪いアメリカでは、あらゆるリスクに備えて保険に加入しておくことが大切です。 アメリカに行くときに加入がおすすめされる保険は下記のとおりです。

保険の種類保険の概要
医療保険
(Health Insurance)
医療保険とは、現地で必要となった医療費や救急車の搬送料金などを補償する保険。
医療保険に加入する方法には個人で加入するほか、政府・州が用意する医療保険や雇用主経由で加入可能な団体医療保険に加入する方法などがある。
レンターズ保険(Renters Insurance)レンターズ保険とは、家財や個人の賠償責任を補償する保険。
多くの場合、賃貸に住むときに貸主から加入するように推奨される。
自動車保険
(Auto Insurance)
自動車保険とは、自動車利用時の対人補償・対物補償や搭乗者の傷害、トラブル時のサービスに対する補償が受けられる保険。自動車保険は必須で加入する強制保険と任意保険がある。
アメリカの治安が悪い州・地区では無保険ドライバーや過少保険ドライバーも多いため、特約でカバーすることが推奨される。
アンブレラ保険(Umbrella Insurance)アンブレラ保険(包括賠償責任保険)とは、加入している賠償責任保険では補償しきれない超過部分をカバーするための保険。
訴訟大国のアメリカでは、一般の個人にも加入が推奨される。
海外出張・駐在保険海外出張・駐在保険とは、海外赴任者向けに病気やケガ、個人賠償責任、携行品損害、その他トラブルなどに対する補償や家族の補償をカバーする保険。
滞在期間が延びる可能性を考慮し、契約期間の長さや延長の可否を確認する。
海外旅行保険海外旅行保険とは、旅行目的で海外に短期滞在する人向けの保険。
医療費用や賠償責任、救援費用、携行品損害などを補償する。電話サポートや送迎サービス、パスポート関連のトラブルなどの付帯サービスが付いていることが多い。

アメリカに居住するときにおすすめの主な保険は、医療保険、家財・家財賠償保険、自動車保険、アンブレラ保険、海外出張・駐在保険です。また、アメリカに旅行で行く場合は、海外旅行保険に加入して旅先でのリスクに備えましょう。

緊急時の連絡先を把握しておく

治安が悪いアメリカに赴く場合は、トラブルに巻き込まれたときの連絡先を事前に調べて把握しておくと安心です。 アメリカでの緊急時の連絡先を、下記にまとめました。

トラブルの内容緊急時の連絡先
事件や事故、火事、急病などの緊急事態に遭遇した警察・救急・消防(連絡先番号:911)
ビザやパスポートを紛失した・盗難された警察および居住地域の日本国大使館・総領事館
戦争やテロに巻き込まれた居住地域の日本国大使館・総領事館
逮捕・拘禁された居住地域の日本国大使館・総領事館
法的トラブルに遭遇した弁護士
家庭内暴力(DV)を受けている全米DVホットラインなどの相談機関※差し迫った危険がある場合は911
詐欺の被害に遭ったFTC(連邦取引委員会)の窓口
クレジットカードを紛失した・盗難された契約しているカード会社の紛失受付センター

アメリカで警察・救急・消防の出動が必要となるような緊急事態に陥った際は、「911」に電話をかけてください。

なお、弁護士やDVの相談機関を探す際は、居住地域の日本国大使館・総領事館に掲載されているリストを参考にするのもおすすめです。 居住地域の日本国大使館・総領事館のWebサイトおよび連絡先を知りたい場合は、JICC(日本大使館広報文化センター)のガイドページをご覧ください。

 

参照元: 外務省 海外安全ホームページ-アメリカ合衆国(米国) 安全対策基礎データ 在アメリカ合衆国日本国大使館-困ったときは 日本大使館広報文化センター-JICC | Consulate Guide FTC(連邦取引委員会)-What To Do if You Were Scammed | Consumer Advice

荷物から目を離さない

治安が悪いアメリカにおいては、自分の荷物から目を離してはいけません。

アメリカでは観光地や公共交通機関、カフェなどでのスリや置き引きなどの窃盗罪が多発しています。 荷物を短時間でも放置すると盗まれる可能性が高いため、常に目の届く範囲に置くことが重要です。特に空港や駅では油断せず、離席時は必ず荷物を持ち歩く習慣を身に付けてください。 また、鞄の口やポケットはしっかりと閉じ、背負うタイプのバッグは前に抱えるなど、盗難防止の意識を持ちましょう。

多額の現金を持ち歩かない

治安が良くないアメリカでは、多額の現金を持ち歩かないようにしてください。

多額の現金を持っていると、スリや強盗に狙われたときの被害が大きくなります。 アメリカはクレジットカードやデビットカードが広く普及しており、多くのお店がカード払いに対応しています。そのため、現金を多く持ち歩く必要はほとんどありません。 最低限必要となる金額だけを持ち歩き、支払いは可能なかぎりキャッシュレス決済を利用しましょう。

貴重品を分散させて携帯する

治安が悪いアメリカでは、貴重品を分散させて持つことが大切です。

ビザ等の在留資格証明書類やパスポート、クレジットカード、現金などの貴重品を1箇所にまとめて持っていると、万一盗難に遭った際に大きな損失となります。 貴重品は複数のポケットやバッグの隠しポーチなどに分けて携帯しましょう。また、現金についても財布にまとめて入れるのではなく、ポーチやポケットなどの複数箇所に分けて管理することがおすすめです。

周りに不審な人物がいないか注視する

治安が悪いアメリカにおいては、周りへの警戒心を常に高めておくことが重要です。

アメリカの街や路地では、暴行や窃盗などを企てている犯罪者に遭遇するリスクがあります。犯罪者は、物乞いを装ったり助けを求めている振りをして近づいてくることもあります。 常に周囲にいる人の動きや視線に注意し、不自然に近寄る人物には距離を取ってください。一人きりでいるときは誰かに話しかけられても安易に反応せず、その場を離れましょう。

夜間の移動は避ける

治安が悪いアメリカでは、夜間に移動することは避けたほうが無難です。

アメリカの夜は犯罪発生率が高まり、特にダウンタウンや人通りが少ない場所では危険がさらに増します。 できるだけ日中に行動を終えるよう計画し、夜間の外出は避けましょう。 アメリカで夜間にどうしても出かけなければならない場合は、信頼性が高い配車アプリを利用し、徒歩移動は控えてください。

人通りの多い道を利用する

治安が悪いアメリカで過ごす際は、できるかぎり人通りの多い道を選んで移動しましょう。

人通りが少ない場所に行くと、犯罪に巻き込まれるリスクが高まります。 たとえ近道であっても、裏通りや住宅街などの人が少ないエリアを移動することは避けてください。特に知らない場所を歩くときは、公的なエリア情報や地図アプリなどを使って安全な道を事前に確認することがおすすめです。 万が一トラブルに遭遇した場合でも、周囲に人がいれば助けを求めやすくなります。安全な環境を優先して行動を選びましょう。

1人で出歩かない

治安が良くないアメリカでは、1人で外に出歩かないようにしてください。

アメリカで単独行動をしていると、犯罪者のターゲットにされる可能性が高くなります。できるかぎり複数人で行動し、犯罪の被害者になるリスクを下げましょう。 やむを得ず1人で移動する場合は、街灯があって人通りが多い道を利用します。また、歩きながら音楽を聴いたりスマートフォンを見たりするなど、注意力を下げる行為は控えることが大切です。

乗り物内で居眠りをしない

治安が悪いアメリカにおいて、乗り物内で居眠りすることは厳禁です。

日本では、公共交通機関での居眠りはリスクが高い行動として捉えられていません。電車で居眠りをしている人もよく見かけます。しかしアメリカではバスや電車内での居眠りは、スリや置き引きの被害に遭う原因になります。 アメリカで公共交通機関を利用する際は疲れていても気を緩めず、居眠りをしないようにしましょう。荷物は体に密着させて持つことが重要です。また、周囲に怪しい人物がいないか意識し、音楽を大音量で聴くのも避けてください。

飲み物・食べ物を安易に口にしない

治安が悪いアメリカでは、受け取った飲み物・食べ物を安易に口にしてはいけません。

アメリカのクラブやパーティーなどの場において、飲食物にドラッグや睡眠薬が混入されるケースがあり、犯罪被害につながる危険性があります。 見知らぬ人から渡された飲み物や食べ物は受け取らないことが原則です。また、自分の飲食物は常に目が届く範囲に置いておきましょう。席を離れる際は置きっぱなしにせず廃棄して、戻るときに新しいものを注文してください。

薬物を使用しない

治安が悪いアメリカにおいては、薬物にも注意する必要があります。

アメリカでは州によって日本で禁止されている大麻などの薬物使用が合法化されていることがあります。薬物を購入できる機会が身近にあったり、知人から薬物使用を勧められたりする可能性もあります。

アメリカで合法の薬物であっても、使用しないようにしましょう。薬物を使用すると、心身に悪影響を及ぼします。そのほか、薬物を使用したことをきっかけにして犯罪に巻き込まれたり自身が加害者となったりするリスクがあり、危険です。また、アメリカに住んでいても、日本の大麻取締法に抵触する行為をした場合は日本で罪に問われるリスクもあります。 アメリカで薬物使用を誘われても絶対に断り、不審な場には近づかないようにしてください。

 

参照元:外務省 海外安全ホームページ-海外での薬物犯罪・違法薬物の利用・所持・運搬

犯罪被害者局による支援を受ける

治安が悪いアメリカは、犯罪に巻き込まれるリスクが高い環境だといえます。

アメリカで万が一犯罪の被害に遭ってしまったときは、アメリカ司法省のOVC(Office for Victims of Crime、犯罪被害者局)の支援を受けましょう。OVCでは、犯罪の被害者が医療費の補償や休業補償、メンタルヘルスカウンセリングなどの支援を受けることが可能です。 居住地域のOVCを探す際は、「Help in Your State | Help for Victims」のページをご覧ください。

 

参照元:Help for Victims | OVC

まとめ

夕焼けのビーチとスケートボードのイメージ

国際的なシンクタンクであるIEPの調査によると、アメリカの世界平和度指数のランキングは163ヶ国中128位となっており、比較的治安が悪い国だといえます。特に軍事化の部門においてアメリカはワースト2位であり、世界情勢の変化に注意が必要です。

Google Data Commons がまとめている情報によると、アメリカの地域別の治安ランキングにおいて最も治安が悪い州・地区は、首都であるコロンビア特別区(ワシントンD.C.)です。そのほか、アメリカで治安が悪い州・地区の上位には、ニューメキシコ州・コロラド州・ワシントン州・ルイジアナ州・テネシー州・ネバダ州・オレゴン州・アーカンソー州・サウスカロライナ州が挙げられます。

また、アメリカの地域別の治安ランキングにおいて最も治安が良い州・地区は、プエルトリコです。そのほか、アメリカで治安が良い州・地区の上位には、プエルトリコ・ニューハンプシャー州・アイダホ州・メイン州・ロードアイランド州・マサチューセッツ州・ウェストバージニア州・ウィスコンシン州・ワイオミング州・コネチカット州が挙げられます。

ただし、アメリカの州・地区のなかでも治安の良し悪しに差があります。場所や時間帯によって危険度が変動するため、アメリカの治安を確認するときは都市や通りなどの細かい情報まで確認しましょう。

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